天気痛でお悩みの方へ
2019年01月29日
天気痛とは何?
天気痛とは天気の変化で不調が現れたりその方がそもそも持っていた疾患が悪化する状態のことです。以前から気象の変化によって持病が悪化することは「気象病」と言われていました。例えば、「天気が悪くなると膝が痛い」や「頭痛がする」などです。以前は高齢の方が多かったのですが最近は若い方にも多く発症しております。これを最近は「天気痛」と呼ばれています。
天気痛の症状は様々で
- 体が痛い
- 耳鳴りがする
- 眠ても眠い
- 不眠になる
- めまいがする
- 頭痛がする
など心の不調も出てきます。
慢性の痛みの4分の1の割合で天気痛の人が存在すると言われており、日本だけでも100万人以上いると考えられています。
起こるメカニズムは?
原因は気圧の変動による自律神経の乱れです。
人の体は天気の変化にストレスを感じます。それは気圧が変化するからです。
ですので気圧の変動が起こるとストレスを感じます。するとそれに対抗しようとして自律神経の交感神経が活発に働き、心拍数や血圧が上がります。そうなると、もともと持っていた体の不調がさらに悪くなったりします。
どんな人が天気痛になりやすい?
気圧の変動を感じるセンサーは、耳の奥の「内耳」にあります。
天気痛になるひとは、内耳に何らかの刺激が加わっていたり、内耳のリンパの流れが滞っている、もしくはもともと体質的に敏感であると言われています。
気圧の変動により内耳が過剰に反応することをきっかけに、天気痛が起こると考えられます。
自覚症状を訴えられるのは大半が女性です。
理由は、女性の方が環境に対する感受性が高く、天気の影響を受けやすい傾向にあるからだそうです。
天気痛の症状を抑える方法は?
内耳の血液循環の問題で起こりますのでそこの部分にしっかりと血液が回るようにしてあげると効果的です。
ホットタオルで温めたり、耳やこめかみ付近をマッサージして少しでも滞っている部分を改善させてあげるだけで楽になりますよ。
下記の運動を1日3回、2週間から1ヶ月は続けてくださいね。
どうしたら予防できるの?
自律神経を整える事が予防でも施術でも必要になってきます。
- 早寝早起き
- 食事もバランス良く三食食べる
- ゆっくり休める時間を作る
当たり前のことですが出来てない人多いですよね。まずはしっかりとこの三つから意識していきましょう。
天気の変化は私たちはどうすることも出来ませんが、当院の神経整体ではその変動に対応できる体づくりのお手伝いは出来ます。
上記の運動をしっかりしてるのに改善しなくて困っている方はご相談くださいね。