自宅で簡単セルフケア(めまい編)
2018年11月28日
- 周囲がグルグル回る、フラフラして地に足がつかない、立ちくらみがする
- 脳が原因でもなく、耳の症状もないが、めまいを感じる
- めまいに不安を感じながら過ごしている方
- もう改善しないの?と不安で仕方がない
そんなあなたにめまいを改善する方法をお伝えします。
「今までめまいの対策はしたことはあります。 でも、また調子が悪くなります。」
そのように感じられる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
当院では足の部分からアプローチをお伝えします。
「えっ足なの?」と、思う方がほとんどではないでしょうか?
ではなぜ足なのかを理由も含めて、原因からご説明していきます。
1、めまいが起こる原因とは?
耳は聴こえに関しての機能を果たすだけでなく、平衡感覚も担う重要な臓器です。
そのため、耳に異常がある場合にめまいが生じます。
具体的には、耳の奥には、「蝸牛(かぎゅう)」と、「三半規管」があり、中に「リンパ液」が入っています。
このリンパ液(リンパには、老廃物を回収する働きがあります。)の流れが悪くなり、めまいがします。
2、なぜ、めまいを改善するのに足なのか?
なぜ足かというと
水分の取り過ぎ、冷え、長時間の座位、立位の継続
が原因で全身の約7割を占めている下半身の筋肉に、血流が行かない状態となり全身の代謝が下がります。
つまり
水分(老廃物)を外に出す事が出来ない状態となりめまいが起こります。
(血液が流れる管は血管ですが、リンパ液が流れる管はリンパ管と呼びます。心臓は血液を流すポンプの役割を果たしますが、リンパ管にはそのような大きなポンプがありません。そのため、人の動きとともに起こる筋肉の収縮、弛緩によって生じる圧力がリンパ液を流す助けとなります。)
3、生活で気を付ける2つのこと
- 身体を冷やさない
- 5分間ウォーキングをする
①身体を冷やさない
・特に下半身 (レッグウォーマー有効)
②5分間ウォーキング
・全く動けない人は別として、自分で少しおかしいと感じたらゆっくりと5分間ウォーキングをするふくらはぎは「第2の心臓」といわれます。
ふくらはぎは、重力によって下半身にたまった血液を心臓に戻すポンプの働きをしています。
そのため、ふくらはぎの筋肉が凝り固まらないようしっかり機能して使えれば、全身の血流が良くなり、代謝アップにつながります。
なので、冷えないようにはもちろんですが、歩く時もしっかりふくらはぎを使って正しく歩く必要があります。
4、ふくらはぎを使った正しい歩き方
まずは、自分の歩く姿勢を見直しましょう!!
正しい姿勢を意識して歩くだけで、ふくらはぎだけでなく、おなかや太ももの筋肉も刺激されて全身の血流が良くなります。
自分の姿勢を見直して、正しい歩き方を身につけましょう。
正しい姿勢で歩くだけでめまいの改善に役立つだけで無く、筋力や体力の向上にもつながります!
5、それでもなかなかめまいが改善しにくい方
今までお伝えした方法はあくまで対症療法です。
これで改善される方もいれば改善されない方もおられます。
「なんで私は改善しないんですか?」
それは神経と筋肉に問題が発生している可能性があります。
筋肉は神経の指令を受けて動きます。神経は刺激を送り、筋肉は刺激を受け止める役割があります。
その中でさぼり癖のある筋肉には指令の行く回数が減っていき最終的に指令が行き届かなくなってしまいます。
この状態が長く続くと神経と筋肉の改善に時間がかかる可能性があります。
その状態で正しく使おうと刺激を送っても送り役と受け止め役の関係がちゃんと成り立っていないので効果が出ません。
その際は一度、神経整体を試してみることをお勧めします。