痛み止めのお薬、湿布を貼って改善しない理由
2018年01月24日
腰痛の方は、痛み止めや湿布をずっと使用しているという方も多いですよね。しかし腰痛の中でも全くお薬や湿布が効かない腰痛の方も沢山おられます。
腰痛は痛み止めの薬や湿布では根本的に治らない
痛み止めや湿布は、痛みが出た時に痛みを軽減してくれます。
しかし、根本的に腰痛を改善してくれるわけではない
根本を改善しないとずっと痛みと付き合っていかなければなりませんし、そもそも
今とても痛い痛みさえ改善しないかもしれません。
痛みというのは身体の防御反応です。
痛み止めはその身体の作用に無理やり逆行させることになります。
湿布だと痛みの原因部分まで届かずに表面に溜まった熱を一時的に冷やして症状が
少し楽になる程度。
長く使い続けていると刺激に慣れてしまい効かないといった方も多いのでは?
痛みは、体に異常があることを知らせるサインです。
薬などでごまかしていると本当の根本原因や病気に気付かない可能性もあります。
薬が効かない腰痛の原因
①そもそも腰痛の80%が原因不明と言われています。
痛くなり病院に行き検査をしてお薬がでる。
しかし、何が悪かったのかも分からず何となく腰痛と言われて終了。
その後とりあえずマッサージ等をしてみるも改善せず。
こんな方も多いです。
そもそも原因解明を検査だけに委ねるとこのような原因不明という所に当てはまるのです。
となると異常がないのだからお薬飲んで効くはずがありません。
②腰以外の場所が悪くて症状の一つとして腰が痛いだけで実は根本原因は他にある方
薬を飲んでも湿布を貼っても腰痛がよくならないという場合は、
他の場所が悪い可能性が高いです。
風邪をひいた際に咳がでるからといって咳止めだけを飲んでても根本的に改善しない
ケースが多いのと一緒です。
理由は他に原因があるから
ウイルスが原因でありその症状として咳がでてるのであれば、改善するためには抗生物質を
いれるなどをしないといけないのと一緒です。
腰痛の場合は骨盤周りの筋肉と足の筋肉、場合によっては腕の筋肉まで影響して痛みを出し
てる可能性が高いです。
治す方法は?
重大な病気が特にないかたは恐らく
腰ではなく違う所に原因がある方が殆どです。
当院では腰痛を治療をする際に腰を触る事は致しません。
しかしとりあえず痛みが取れないどうしよう?
と思われてる方は一度冷やしてみてください。
足首を捻挫したり火傷をして炎症をおこすと皆さん冷やしますよね?
しかし、腰や肩になると痛いという割には何故か温める事を選ぶ方が多いです。
しかしずっと温めていて改善していないなら、時間が経ってようと微細な炎症
をお持ちかもしれません。
一度真逆な事をやってみてください。
あなたがと思ってる異常の結果が出ることも多いですよ。
症状により冷やし方も変わりますのでご相談下さいね。