西宮北口で肩痛とアキレス腱炎を改善した事例
2026年07月27日
週末サッカーで悪化した肩とアキレス腱の痛み
子どものサポートで気づいた体の限界
週末に子どもと一緒にサッカーを楽しむお父さんたちが増えています。子どもの成長を間近で見守りながら、自分も体を動かせる貴重な時間です。しかし、普段運動していない体でいきなり激しく動くと、思わぬ部位に負担がかかることがあります。
今回ご紹介するT様は、40代の会社員で、お子さんのサッカーサポートをきっかけに週1、2回土日にサッカーをされていました。中学まで野球、高校以降はバスケをされていたT様ですが、サッカーは未経験。それでも子どものために学年のお父さんコーチとして活動されていました。
最初は少し違和感がある程度だった肩の痛みが、ここ1週間で急激に悪化。普通の動作でも痛みを感じるようになり、シャツを脱ぐときにも左肩甲骨周辺に激痛が走るようになっていました。
アキレス腱の慢性的な炎症
T様のもう一つの悩みがアキレス腱の痛みでした。サッカーをしている最中はそれほど気にならないものの、終わった後に歩くのも痛いレベルになっていました。運動後1時間ほど休めば日常生活はできるものの、この痛みが毎週繰り返されていました。
スポーツ経験者だからこそ、運動前後のストレッチの重要性は理解していたT様。しかし子どもの準備や他の保護者との連絡に追われ、自分のケアは後回しになっていました。「自分がスポーツやってた頃ぐらいちゃんとストレッチしてるかというとできてない」という状況が続いていたのです。
肩の痛みが示す深刻なサイン
四十肩・五十肩への移行リスク
肩の痛みは放置すると非常に厄介な状態に進行します。最初は少し痛いな程度だったものが、徐々に痛みが増し、やがて手が上がらなくなる。これが四十肩や五十肩と呼ばれる状態です。
T様の場合、手を上げる動作で特に痛みが強く出ていました。親指を上にして腕を上げると、ある角度で痛みが走ります。横から上げても同様でした。これは肩の深部にある筋肉、いわゆるインナーマッスルに問題が生じている証拠でした。
肩関節は非常に特殊な構造をしています。360度回転できる自由度の高さは、逆に不安定さの裏返しでもあります。成人男性の腕は約6キロの重さがあり、これを4本の筋肉で内側に引き付けることで安定させています。この筋肉のバランスが崩れると、痛みが生じるのです。
日常動作への影響
T様が特に困っていたのは、仕事中のデスクワークでも違和感を感じるようになったことでした。「ここ1週間で普通の生活で痛くなってきた」という言葉通り、肩を動かす、腕を締めるといった何気ない動作でも痛みが走るようになっていました。
さらに、過去に何度か経験していた「ぎっくり背中」の癖もありました。普通にシャツを脱ぐときに左肩甲骨周辺が痛み、数時間は動かすのも辛い状態になることがあったそうです。自分でマッサージをしながら数日で回復していたものの、これも体の柔軟性低下のサインでした。
アキレス腱炎の本当の原因
ふくらはぎの筋肉機能低下
アキレス腱の痛みは、腱そのものの問題だけではありません。T様のアキレス腱を触診すると、左右で太さに明らかな違いがありました。左側が右側の約1.2倍ほど太くなっており、これは慢性的な炎症が続いている証拠でした。
アキレス腱はふくらはぎの筋肉と骨をつなぐ組織です。筋肉が元気なときは、伸び縮みがしっかり機能するため、腱への負担は最小限で済みます。しかし筋肉が硬くなり柔軟性を失うと、動かないのに動かそうとする力が腱に集中してしまいます。
T様の場合、週1、2回のサッカーで繰り返しストレスがかかっていました。土曜日にプレーして痛みが出て、まだ完全に回復していない日曜日にまたプレーする。この繰り返しで、アキレス腱は常に炎症状態にあったのです。
運動パターンの影響
興味深いことに、T様は「動き始めはちょっと痛いけど、動いていったらまあまあ大丈夫」とおっしゃっていました。これは典型的なアキレス腱炎のパターンです。
動き始めは硬くなった筋肉が急に引っ張られるため痛みが強く出ます。しかし動いているうちに筋肉が温まり、一時的に痛みが和らぐのです。これを「治った」と勘違いして運動を続けてしまうと、炎症はさらに悪化します。
また、サッカーは未経験のスポーツだったこともT様にとって不利に働いていました。野球やバスケで培った体の使い方とは異なる動きが求められるため、ふくらはぎへの負担が大きくなっていたのです。
宮川接骨院での初回カウンセリング
詳細な検査で原因を特定
T様が宮川接骨院を訪れたとき、まず行ったのは徹底的な検査でした。肩については、様々な角度から腕を動かしてもらい、どの動作でどこに痛みが出るかを細かく確認しました。
手を後ろに回す動作、腕を外側にねじる動作、肘を固定して外にねじる動作。一つ一つの動きをチェックすることで、どの筋肉に問題があるのかを特定していきます。T様の場合、前側の筋肉を押さえると痛みが強く出ることから、肩の深部にある回旋筋腱板という筋肉群に炎症が起きていることがわかりました。
アキレス腱については、うつ伏せになっていただき、左右の太さの違いを確認しました。触診で明らかな腫れが認められ、ふくらはぎの筋肉の反応も悪くなっていました。筋肉を押すと伸ばされる感じがあり、これは筋肉の働きが低下しているサインでした。
今後の治療方針の説明
検査結果をもとに、T様には今後の治療方針を詳しく説明しました。最も重要なのは、肩とアキレス腱、どちらも放置すると厄介なことになるという点です。
特に肩については、「ちょっとずつ痛いなから始まって、いつの間にか手が上がらなくなって、生活に支障が出てから治療に来る方が多い」という実例をお伝えしました。そうなると治療に長期間かかってしまいます。固まる前に適切な治療を始めることが重要なのです。
アキレス腱については、炎症をしっかり取ることが最優先です。そのために自宅でのアイシングを徹底していただくことになりました。また、ふくらはぎの筋肉の働きを再教育し、腱への負担を減らしていく必要があります。
炎症を取り除くアイシングの重要性
正しいアイシングの方法
T様には、運動後のアイシングを徹底していただくようお願いしました。アイシングは単に冷やせばいいというものではありません。正しい方法で行わないと、効果が半減してしまいます。
まず、氷のうや袋に氷だけを入れます。水は入れません。氷だけの方が、長時間安定した温度を保てるからです。それをタオルでくるみ、直接肌に当てるのではなく、ひんやりして気持ちいいと感じる程度の冷たさで当てます。
冷たすぎると凍傷のリスクがありますし、体が防御反応を起こして逆効果になることもあります。「ひんやりして気持ちいい」という温度感が、炎症を取るのに最も効果的なのです。
継続することの大切さ
アイシングで最も難しいのは、継続することです。T様のケースでも、「運動後は多少痛いけど、時間が経つと痛くなくなる」という状態でした。痛くないと、つい冷やすのを忘れてしまいます。
しかし、痛みがなくても炎症は続いています。アキレス腱の腫れがそれを物語っていました。最低1週間は、運動後に必ず1時間以上アイシングを続けていただくようお願いしました。
肩についても同様です。デスクワーク中の違和感程度だと、「まあいいか」と後回しにしがちです。しかし毎日冷やすことで、炎症の進行を止め、治癒を促進できるのです。
筋肉の働きを取り戻す施術
深部筋肉への刺激
宮川接骨院での施術は、単に筋肉を揉みほぐすマッサージとは異なります。T様の場合、肩の深部にある筋肉の働きが低下していたため、その筋肉に適切な刺激を送り、再び働けるようにする必要がありました。
年齢とともに、体の中の筋肉は生活であまり使わなくなります。表面の大きな筋肉は日常動作で使いますが、深部の小さな筋肉は意識しないと使われません。これらの筋肉が眠ってしまうと、肩の安定性が失われ、痛みにつながります。
施術中、T様は「結構中の方の感じがする」とおっしゃっていました。これは深部筋肉に刺激が届いている証拠です。低刺激でありながら、必要な部位にピンポイントで働きかけることで、筋肉の反応を引き出していきます。
ふくらはぎの筋肉再教育
アキレス腱の問題を解決するには、ふくらはぎの筋肉の働きを取り戻すことが不可欠です。T様のふくらはぎは、筋肉の反応が非常に悪くなっていました。
筋肉の働きとは、単に硬い・柔らかいという問題ではありません。収縮する力、伸びる力、そして素早く反応する力。これらが総合的に機能して初めて、腱への負担が減るのです。
施術では、この筋肉の働きを再教育していきます。刺激を送ることで、「パンと収縮する」「スムーズに伸びる」といった本来の機能を思い出させるのです。ただし、これは時間がかかるプロセスです。週1回程度の施術を継続しながら、徐々に機能を回復させていきます。
マッサージガンの落とし穴
市販ケアグッズの限界
T様は「マッサージガンみたいなのを使っていた」とおっしゃっていました。最近人気のセルフケアグッズですが、使い方を間違えると逆効果になることがあります。
マッサージガンは筋肉を柔らかくする目的で使われますが、それだけでは筋肉の働きは改善しません。むしろ、やりすぎると筋肉が疲労してしまい、本来持っている回復力が低下してしまうことさえあります。
特に、「痛い方が効いている」と思って長時間使う方が多いのですが、これは危険です。筋肉は適度な刺激で反応しますが、過度な刺激は組織を傷つけます。ボタン一つで延長できるからと何度も繰り返すと、筋肉の機能が逆に低下してしまうのです。
適切なセルフケアとは
では、自宅でのセルフケアはどうすればいいのでしょうか。T様にお伝えしたのは、「短時間で軽めに」という原則です。
練習後にアイシングをしながら、ちょっと筋肉を緩める程度にマッサージガンを使う。これなら問題ありません。大切なのは、「これで何とかしよう」と思わないことです。セルフケアはあくまで補助であり、根本的な改善には専門的な施術が必要なのです。
また、ストレッチについても誤解がありました。T様は「体がめちゃくちゃ硬い」とおっしゃっていましたが、実は静的なストレッチ(じっとポーズを保つストレッチ)は、怪我の予防にはあまり効果がないことが最近の研究でわかっています。
動的ストレッチの効果
運動前の準備として
運動前に効果的なのは、動的ストレッチです。これは体を動かしながら行うストレッチで、サッカーでは特に取り入れられています。
静的ストレッチは筋肉を伸ばした状態で止めますが、動的ストレッチは関節を回したり、軽くジョギングしたりしながら体を温めます。これにより、「これから動くぞ」という信号が筋肉に送られ、怪我のリスクが下がります。
T様の場合、お子さんの準備に追われて自分のウォーミングアップができていませんでした。しかし、動的ストレッチなら短時間で効率的に体を温められます。子どもたちと一緒に軽く走る、ボールを蹴りながら体をほぐす。これだけでも十分効果があるのです。
体の柔軟性と怪我の関係
興味深いことに、体の硬さと怪我のしやすさは、必ずしも直接関係しないことがわかっています。硬い人は硬い範囲で動き、柔らかい人は柔らかい範囲で動く。結局、自分の可動域の限界まで動くという点では同じなのです。
T様が学生時代に経験された、ふくらはぎのつりやすさも、体の硬さだけが原因ではなかった可能性があります。水分補給やミネラル不足、疲労の蓄積、走り方の癖など、様々な要因が関係します。
大切なのは、自分の体の状態を知り、適切にケアすることです。無理に柔らかくしようとするより、今の体で安全に動けるようコンディションを整える方が重要なのです。
施術後の変化と今後の計画
初回施術での改善
初回の施術後、T様に手を上げていただくと、可動域に変化が見られました。まだ完全に痛みが取れたわけではありませんが、重たい感じが軽減されていました。
肩の深部筋肉に刺激を送ったことで、一時的にでも筋肉の働きが改善したのです。これを継続することで、徐々に痛みのない状態が長く保てるようになります。
アキレス腱については、施術だけでは改善しません。自宅でのアイシングと、週1回の施術を組み合わせることで、炎症を抑えながら筋肉の働きを取り戻していく計画です。
週1回の通院プラン
T様には、週1回のペースで通院していただくことになりました。忙しいスケジュールの中で時間を作るのは大変ですが、今治療しないと後で長期間かかってしまうリスクを考えると、必要な投資です。
次回からは、細胞を活性化させる最先端治療機器を15分間使用します。これは手技だけでは届かない深部の組織に働きかけ、自然治癒力を高める機器です。その後30分前後の施術を行うため、トータルで45分程度のお時間をいただきます。
治療期間は個人差がありますが、肩については固まる前に治療を始められたことが幸いです。適切な治療とセルフケアを続ければ、数週間から数ヶ月で大きな改善が期待できます。
子どもとのスポーツを続けるために
父親としての役割と体のケア
T様のように、子どものスポーツサポートをする父親は増えています。子どもと同じ時間を共有し、成長を間近で見守れるのは素晴らしいことです。しかし、自分の体を犠牲にしては長く続けられません。
「子どもの準備をしていたら自分のケアができない」というT様の言葉は、多くの保護者に共通する悩みです。しかし、父親が怪我をしてしまったら、サポートどころではなくなってしまいます。
大切なのは、「自分の体のケアも子どものサポートの一部」と考えることです。健康な体を維持することで、より長く、より質の高いサポートができるのです。
未経験スポーツへの取り組み方
T様は野球とバスケの経験はあっても、サッカーは未経験でした。未経験のスポーツに取り組むときは、経験者以上に注意が必要です。
体の使い方が異なるため、思わぬ部位に負担がかかります。T様の場合、サッカー特有の動きでアキレス腱に繰り返しストレスがかかっていました。野球やバスケでは使わなかった筋肉の使い方だったのです。
しかし、これは悪いことではありません。むしろ、新しい動きを学ぶことで、体全体の機能が向上する可能性もあります。大切なのは、無理をせず、適切なケアをしながら取り組むことです。
よくある質問
アイシングは毎日必要ですか?
運動をした日は必ずアイシングをしてください。運動をしない日でも、痛みや違和感がある場合は継続することをお勧めします。炎症が完全に治まるまで、少なくとも1週間は続けましょう。
温めるのはダメですか?
炎症がある段階では、温めるのは逆効果です。お風呂で長時間温まるのは避け、シャワーで済ませてください。炎症が治まってきたら、温めることで血行を促進し、回復を早めることができます。
マッサージは自分でしてもいいですか?
軽く揉む程度なら問題ありませんが、強く押したり長時間行うのは避けてください。特にマッサージガンなどの機器を使う場合は、短時間(5分程度)に留め、痛みを感じるほど強く当てないようにしましょう。
どのくらいで良くなりますか?
症状の程度や個人差がありますが、適切な治療とセルフケアを続ければ、肩の痛みは数週間から数ヶ月で改善が見られます。アキレス腱は慢性化している場合、もう少し時間がかかることがありますが、継続的なケアで必ず改善します。
サッカーは続けてもいいですか?
痛みが強い時期は休むことをお勧めしますが、軽い運動なら続けても構いません。ただし、運動後は必ずアイシングを行い、痛みが悪化するようなら一時的に休むことも検討してください。無理をすると治療期間が長引きます。
ストレッチはどんなものがいいですか?
運動前は動的ストレッチ(体を動かしながら行うストレッチ)がお勧めです。軽くジョギングをする、関節を回すなど、体を温めることを意識してください。静的ストレッチ(じっと伸ばすストレッチ)は運動後のクールダウンとして行うと効果的です。
保険は使えますか?
症状や状況によって保険適用の可否が変わります。詳しくは来院時にご相談ください。自費診療の場合も、回数券などお得なプランをご用意しています。
痛みを我慢せず早期治療を
放置のリスクを理解する
T様のケースで最も重要だったのは、「今なら間に合う」というタイミングで来院されたことです。肩の痛みは、まだ固まる前の段階でした。これが数ヶ月後だったら、治療期間は大幅に延びていたでしょう。
多くの方が、「まだ我慢できる」「そのうち治るだろう」と考えて放置してしまいます。しかし、痛みは体からの警告サインです。早期に対処すれば短期間で治るものも、放置すると慢性化し、治療に長期間かかってしまいます。
特に肩の痛みは、固まってしまうと日常生活に大きな支障をきたします。シャツを着る、髪を洗う、物を取るといった何気ない動作ができなくなり、仕事にも影響が出ます。
専門家のアドバイスを受ける価値
自己流のケアには限界があります。T様もマッサージガンを使ったり、自分でマッサージをしたりされていましたが、根本的な改善には至りませんでした。
専門家は、痛みの原因を正確に特定し、最適な治療法を提案できます。また、自宅でのセルフケアについても、正しい方法を指導できます。間違ったケアで悪化させるリスクを避けられるのです。
宮川接骨院では、27年間で約47,250人を施術してきた経験があります。「以前診たことがある怪我」「以前治したことがある症例」の蓄積は、どこにも負けません。アントニオ猪木氏の専属トレーナーを務めた実績もあり、トップアスリートから一般の方まで、幅広い症例に対応できます。
まとめ:健康な体で子どもの成長を見守る
T様の事例は、多くの保護者に共通する悩みを象徴しています。子どものために頑張りたい、でも自分の体は限界にきている。このジレンマを解決するには、自分の体のケアを優先することが必要です。
肩の痛みとアキレス腱の炎症、どちらも放置すれば悪化します。しかし適切な治療とセルフケアを続ければ、必ず改善します。週末のサッカーを続けながら、健康な体を取り戻すことは十分可能なのです。
大切なのは、痛みを我慢せず、早めに専門家に相談することです。「まだ大丈夫」と思っているうちに対処すれば、治療期間も短く、費用も抑えられます。何より、子どもとの大切な時間を、痛みに邪魔されることなく楽しめます。
宮川接骨院では、一人ひとりの状態に合わせた治療プランを提案します。忙しい方でも通いやすいよう、効率的な施術を心がけています。LINEからのネット予約も可能ですので、ご都合の良い時間をお選びいただけます。
子どものスポーツサポートを長く続けるために、まずはご自身の体を大切にしてください。痛みや違和感を感じたら、我慢せずにご相談ください。一緒に、健康な体を取り戻しましょう。
ご予約・お問い合わせ
宮川接骨院では、肩の痛みやアキレス腱炎など、スポーツに関連する様々な症状に対応しています。3代60年続く実績と、最先端の治療機器を組み合わせた施術で、根本からの改善を目指します。
兵庫県西宮市南昭和町5-15に位置し、西宮北口からもアクセス良好です。初回はカウンセリングと検査を含めて時間をかけて行いますので、お時間に余裕を持ってお越しください。
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